【シーズン9使用構築】サマヨミドロ 最高539位【剣盾ダブルバトル】

こんにちは、カグヤです。

今回はシーズン9に使用した構築について簡単に記事にしようと思います。

以下常体

<構築経緯>

  シーズン9序盤、セキタンドラパのレンタルパを回す中で味方が殴って隣のエースポケモンの弱保を発動させつつ制圧する動きが最強であることに気づく。ただ、セキタンザンがダイマックス状態でも水技や地面技にワンパンされる点に不満を覚え新たな弱保エースを探しているところでドラミドロと遭遇。昨シーズンに結果を残していたドラミドロのレンタルパ(参照→【ポケモン剣盾】ミドロバルジコントロール【S8ダブル 最終1903(183位)】 - やきいもレポ)を使いつつ自分が使いやすいように調整した。

 

使用構築

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<個別解説>

以下選出率順に解説する(なお詳しい話は上に挙げた記事を参照のこと)。

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種族値:65-75-90-97-123-44

冷静HC252b4

 (素早さが中途半端なため最遅、火力と場持ちを両立するためにHCに振り切り)

 

このパーティの最大の火力ソース。ダイマエースとしてパーティの中心に据えるに足る性能があり、うまく通せば4タテもザラではなかった。

 

ドラミドロの偉い点

・適応力対応技(毒・龍)の通りがよく鋼以外のタイプ受けを許さない(弱保発動後なら鋼でも止まらない)

・耐性が優秀(特にドラゴンでありながら妖技を等倍で受けられるのは大きいと感じた)

アシレーヌトゲキッスに有利

ダイマすれば等倍技や不一致抜群技を耐えることができる

・殴りながら自身の火力をあげられるダイアシッドをメインウエポンにできる

・威嚇持ちを出されるだけでは止まらない

・物理アタッカーが環境に多い中、ダイドラグーンで火力を削いで詰めにつなげられる

 

ドラミドロの物足りない点

・炎技を覚えないため鋼で止まりやすい、ダイバーンが使えず天候奪取ができない

・素早さが中途半端に早いため、トリル下でバレルに先制胞子で止められたりコータスのあくびが刺さったりギガイアスに動かれたりする

・サイコフィールド下のワイドフォースでゴリゴリ削られる(サイチェンで躱せない)

 

レンタルパからの変更点

ハイドロポンプ→気合玉

バンギラスへの打点強化、ポリ2への打点確保、ダイナックルで隣のポケモン(だいたいエースバーンかゴリランダー)のAを上げて縛りの範囲を広げるなどの理由で変更。雨を降らせられなくなったがパーティ単位で雨よりAアップの方が恩恵が大きいと判断した。終盤バクア連打でミドロを止めようとしてくるガエンをワンパンしたり鉄壁積んだナットレイを滅ぼしたりなど期待通りの活躍をしてくれた。隣の威嚇を帳消しにするという点でも有効だったと思う。

 

選出率No.1(ほぼ全対戦選出)

 

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種族値: 40-70-130-60-130-25

生意気H252 b100 d158(最遅)

B:A特化バンギラスのダイアーク(うっぷんばらしベース)確定耐え

      最速珠エースバーンのダイアーク(ふいうちベース)最高乱数切り耐え(93.8%)

D:珠ポリゴンZのダイアーク(あくのはどうベース)高乱数耐え(75%)

 (耐えられそうなものはだいたい耐えるし耐えられないものは耐えないので明確な調整が思い付かず中途半端な配分になった感を否めない)

 

このパーティがうまく機能するための核。トリルと耐久と地ならしを兼ね備えた神ポケ。

 

サマヨールの偉い点

・なんかめちゃめちゃ耐える

・存在が「この指止まれ」なので隣のエースを通しやすくなる

・サイドチェンジで少しでも体力がある限りジャンケンを仕掛けられる

・低火力かつトリル下で上からドラミドロの弱保を突ける

猫騙しが効かないのでコンボ始動役として信用できる

・定数ダメでどんな能力変化の状態からでも相手の削れたポケモンを狩れる

 

サマヨールの物足りない点

・技スペが足りない(鬼火とか挑発とか痛み分けもしたい)

・相手に放置された時にすることがない

・トリルを封印された時に役割が消滅する

・ノーマルタイプを削れない(特に指で技吸ってくるイエッサンに無力)

・やはりメタが厚く自由に動きにくい

 

レンタルパからの変更点 

・痛み分け→サイドチェンジ

痛み分けで相手を削りつつ延命するよりサイドチェンジで隣のエースポケの火力を押し付けた方が強いのではと思い変更。上手い相手はサマヨールを放置してくるので痛み分けでかけられる負荷が小さくなることも考慮するとサイドチェンジの方が刺さったと感じた。猫騙しよりもサイドチェンジの方が優先度が低かった(2敗)。

 

ドラミドロを通す上で不可欠な相方のため選出率はほぼ同率No.1

 

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種族値:160-110-65-65-110-30

HA252b4

(火力と場持ちを両立するためにHAに振り切り)

 

爆弾。ゴーストタイプや威嚇持ちがいないパーティには積極的に初手に置き相手を1〜2体持っていくことで数的有利を取りつつ無償でドラミドロを降臨させる役割を見事に果たした。

 

カビゴンの偉いところ

 ・爆弾としての利用は†意表†がつける(シルヴァディとの差別点)

・ちゃんと相手の技を耐える

・自爆の火力がそれなりにある

・厚い脂肪のおかげでキョダイゴクエンに抗える

 

カビゴンの物足りないところ

 ・爆弾以外としての活用法がむずかしい

・爆散するとなぜか手持ちが一体減る

 

レンタルパからの変更点

 ・捨て身タックル→ヒートスタンプ

遺伝忘れ。どうせ爆発する以外にすることがない(下手に捨身で拘ってもトリルターンの無駄)だと判断したため炎技を搭載。バレルに対抗する手段として炎技の方が偉そうに見えたが10万馬力でもいいと思うしどうせ打たない。

 

 威嚇なしにはほぼ全選出。見事な爆発を見せた。

 

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種族値:80-116-74-65-75-119

陽気AS252d4

(ミラー意識で最速)

 

高速で挑発が打て、パーティの出力の底上げもできるポケモンを探してたどり着いた。詰め要員としての役割を期待してるので当初はタスキを持たせていたがトリルが残っているとモロバレルの胞子に簡単に屈してしまうのが不満だったのでラムに持ち替えたところ欠伸や悪戯電磁波、耐久ポケの鬼火に強く出られるようになりとても強くなった。

 

次シーズンは使えないので詳細は省く。

 

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種族値:100-125-90-60-70-85

意地っ張りHA252d4

(イエッサンの下からフィールド展開することを考えてSには振らなかったが効果は不明)

 

使用率1位ポケ。使わない方がプレミだと判断して採用。メタが厚いとはいえ十分に活躍してくれた。構成は普通のチョッキゴリラ。猫は遺伝忘れ技スペースが足りないため不採用。

 

次シーズンは使えないので詳細は省く。

 

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種族値:110-65-105-55-95-80

穏やかH252b24d228

(D方面に厚いレンタルパの配分を流用、S振りの加減がわからなかったので放置)

 

高耐久ポケモン絶対詰ませバード。上記のレンタルパを使う中で最も強いと感じた。盤面さえ整えば簡単に詰ませられるのが本当に偉かった。

 

バルジーナの偉いところ

・硬い

・地面技を透かせる

・毒々を使える

・挑発で低速ポケ(主にモロバレルサマヨール)を止められる

・羽休めで場持ちが最高

・一致イカサマがそれなりに火力が出る

・防塵で砂ダメや胞子を無効化できる

 

バルジーナの物足りないところ

・ボディプレ持ちポケモンに押し負けがち

・鋼タイプに無力(毒々が効かないから)

・岩タイプが無理

 

レンタルパからの変更点

・バークアウト→イカサマ

ドラパルトとかアローラガラガラに抗いたいという気持ちが強まり変更。詰ませ性能は低下したが削り性能の向上の方が偉かったのでヨシ。

 

バルジーナ自体の火力は低いので刺さるパーティを見極めなければならないので選出率は低かったが、適切な相手に出せば引くほど活躍した。

 


<結果>

 最高順位 539位(2020/9/1 午前2時時点)(レート1798相当)

最終順位 1637位

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<感想>

 トリル下の弱保ドラミドロで相手パーティを蹂躙するのがとにかく楽しかった。 前のめりに火力を押し付けるパーティが好きなのでとても手に馴染んだが、詰めの部分でプレミが多かったり立ち回りが安定しなかったりしてパーティのポテンシャルを引き出しきれなかった。

  ドラミドロサマヨールの並びは次シーズンでも使えるのでまた研究していきたい。

 

では今回はこの辺りで。